新国宝「松江城」が正式決定。平成27年(2015)7月8日
すでに文化審議会から答申がありましたが
2015年7月8日
国宝に正式決定しました。
文化庁報道資料
国宝 松江城 天守 答申の理由
松江城は,亀田山に築かれた平山城(ひらやまじろ)で,慶長(けいちょう)5年(1600)に出雲・隠岐(おき)の領主となった堀尾(ほりお)氏が築城した。慶長16年(1611)に完成した天守は,外観四重,内部五階,地下一階の形式で,正面の南面には玄関となる附つけ櫓(つけやぐら)を設け,屋根はすべて本瓦葺である。
中国地方に唯一残る荘重雄大な四重五階の天守で,近世城郭最盛期を代表する建築であるとともに,我が国の城郭文化の様態をあらわしており,深い文化史的意義がある。
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